!!!菅野仁著 『ジンメル―つながりの哲学』(日本放送出版協会 ) {{img tsunagari.jpg,"align='right' border='1px' width='150px'"}}2004年12月06日刊、PHP研究所。絵/たなか鮎子。 自分なりに納得のいく生き方を探ろうとするとき、自分一人だけに頼ろうとすれば、どうしても行き詰まってしまう。わたしたちの「生」は、周りの人と気持ちが通じたり、自分の考えや行動が他者や社会に認められることによって、より広がりと深さを持つようになるからだ。  本書では、わたしたちが他者や社会をどのように考え、どう関わっていけばほんとうに「幸福」になれるのかを、やさしい語り口で説く。「私にとっての〈ほんとう〉」を見つけ、「つながり」の中で自分を活かすためのゆるやかな処方箋。   !!目次  プロローグ 「つながり」への揺れる想い  [1] 幸福のかたちって?  [2] 「本当の私」から「私にとっての<ほんとう>」へ  [3] 自分以外の人間を「他者」とみるわけ  [4] よそよそしい「社会」を自分にどう馴染ませようか?  [5] 「繊細な心」をちょっと鍛える  [6] 「つながり」の中で自分を活かすためには  エピローグ ささやかながら愛について !!書評 *[福嶋聡氏(ジュンク堂池袋本店副店長)|http://homepage3.nifty.com/luna-sy/syohyou05.html#05-01]